「なぜ働くのですか?」

障害者雇用を考える人の交流会という勉強会にて、自分に刺さった言葉です。

企業側からの方のお話によると、
障害者が企業の採用面接に行くと、「なぜ働くのですか?」という質問に対して、「お金のため」「キャリアアップ」「自分を成長」などと答えてしまう人がいるそうです。

普通に新卒で就職活動をしたことのある人なら、こんな答えは絶対ダメだと分かっているはずですが(大学の就職課のセミナーやその他就職セミナーや就活本で教わる基本です)、通常ルートを外れてから仕事を探す人は案外教えてもらっていないことのようです。

何がダメかというと「自分のため」の理由だからです。
企業に応募する際には、「相手企業のため」に何が出来るかを述べなくてはなりません。
自分という商品をお買い上げいただくのですから、当然のことです。

だって、例えば、ある化粧品が「あなたをより美しく輝く女性にするため」ではなくて、「これが売れれば業界トップの快挙!」とか言って売ってたら買いたくないですよね。
そういうことです。

さて、翻って自分のことですが、今の自分が働いている当座の目的は、週5日朝から夕方まで働いていられることを確認するためです。
実際の仕事も、かなり簡単な雑事が割り当てられています。
今の仕事で何か付加価値を付けられているかというと、全くないでしょう。

もちろん、病気になる前はかなりの価値を生み出している時が長くありました。
20代のうちに主任クラスに昇進し、海外カンファレンスに行かせてもらったり、ストックオプションを付与されたりと、実績により他の人にはない特別な待遇を受けていました。
当時の私はまさに「働きマン」でした。

しかし、今の私には逆立ちしても当時の能力を発揮することはできません。
私の脳の一部は損なわれてしまったままです。
記憶力とかは初老の人並みに衰退しています。

でも、私は働くことを諦めたくないのです。
病気になったからといって、今までの仕事の経験が全く自分の中から欠落してしまうわけではありません。
今の私が新卒の人よりも仕事ができないかというと、NOだと思います。

なにができて、なにが苦手で補助が必要か、自分なりに解を見つけていけば、道は開けると思います。
今年は働けることの確認で良いけど、来年は違う年にしたいと考えています。

なぜ働くのか?
その問いに対して、私の中でもう一度答えを出す必要があります。

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