「統合失調症がやってきた」は「ホームレス中学生」を目指して作られた

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松本ハウスの本「統合失調症がやってきた」を担当したイースト・プレス書籍編集部の藁谷浩一さんが日経ビジネスオンラインで制作秘話を披露されています。

2012年2月24日放送の「きらっといきる」(「バリバラ」の前身番組)での衝撃のハウス加賀谷の統合失調症カミングアウトにネットの反響もすごくて、それを後から知った藁谷さんは「これ、絶対見たかった!」と思ったそうです。

番組についてはこのブログ記事に詳しいです↓
ハウス加賀谷のありふれた人生(てれびのスキマ) – BLOGOS(ブロゴス)

見逃した悔しさで、ハウス加賀谷のことを検索していると、ウェブサイトのインタビューを発見。

「人生、生きてる間は迷宮の中です。ただ、同じ迷宮なら暗いより明るい方がいい、寒いより温かい方がいい、それは絶対に間違ってないんです。だから諦めちゃいけない。ボクは10年という長い間、深くて暗い迷宮でもがき苦しんでいましたけど、諦めることは絶対にしなかった。時々負けそうになったけど、諦めなかった。人生は謳歌するものだと信じて闘ってきました。諦めたらそこで終わりです」

これを読んで心に来るものがあったのでしょう、「本にしよう」と決意されます。

連絡先がよく分からなかったので、松本ハウスが出る合同お笑いライブに直接出向くことに。
「もし、面白くなかったら……?」と不安もあったそうですが、結局、爆発力のあるコントに笑わされます。
終演後に出待ちをして松本キックに話しかけた藁谷さん。見事連絡先をゲットします。
そして、松本ハウスの二人とマネージャーを交えての打ち合わせができることになりました。

本の企画には上からGOサインをもらえて走り出した出版プロジェクト。
最終的にはハウス加賀谷が話したことを松本キックが文章にまとめるというスタイルに。
お笑いの台本を書いてきた経験があり文章センスのある松本キックが書いたことは成功要因になったと思います。

本を多くの人に届かせるために、大ヒット本になった芸人の田村裕が出した「ホームレス中学生」を参考に、物語に人をのめり込ませるように腐心して出来上がったのが「統合失調症がやってきた」です。

この制作秘話を読んで、松本ハウスは良い編集者と一緒に本を作り上げたのだなということが分かりました。
単純に話題作りの芸能人本を出したい人と作っていたら、こんなに良い本にはならなかったでしょう。

最高の本を最高のタイミングで出してくれたことに感謝したいです。

制作秘話の全文はこちらでどうぞ
きれいごと抜きの、統合失調症からの復活:日経ビジネスオンライン

まだ読んでいない方、良い本ですよ!

統合失調症がやってきた
統合失調症がやってきた

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ハウス加賀谷 松本キック
イースト・プレス

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私が作成した情報サイト統合失調症を知るための本棚では統合失調症について理解を深めるための書籍を多数紹介しています。
もちろん「統合失調症がやってきた」も掲載しています。
統合失調症を知るための本棚

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