会社員が退職したらしなくてはいけない手続きは多岐にわたります。
が、基本的には以下の4つです。
(会社をやめてすぐに転職ではなく一旦無職になる場合)
photo by 401(K) 2012
年金
会社員だった人は、厚生年金→国民年金への切り替えが発生します。
年金は25年間納めないともらえませんので、忘れずに払うようにしましょう。
健康保険
健康保険の任意継続または国民健康保険への切り替えが必要になります。
国民健康保険は割高なことが多いので、任意継続(2年間)できないか調べてみましょう。
【追記】国民健康保険料の保険料は住んでいる地方自治体によって計算式が異なりますので、どちらが割安かはちゃんと計算してから判断してください。
失業給付
退職して離職票をもらったら、即座にしておきたい手続きです。
もらい始められる時期と、もらえる期間が人によって異なります。
確定申告
年の途中で退職した場合は税金の払いすぎになることがありますので、次回の確定申告でお金を取り戻しましょう。
これらにプラスして人によっては以下の項目の移管が必要です。
確定拠出年金(401K)
6ヶ月以内に401Kのある会社に転職する以外は個人運用となります。
月々の手数料が高額になる場合もあるので、よく調べてから移管先を選びましょう。
財形貯蓄の引き出し
会社で貯蓄をしていた場合は、払い戻しを受けられます
医療保険・生命保険(団体扱いの場合)
団体割引から個人扱いになるので保険料があがります。
それ以外では会社に対して以下のことが必要な場合があります。
IDカードの返却
貸し出し備品(パソコン、携帯電話、ロッカー等)の返却
機密データ・書類の処分
それと、最後にやっておきたいことです。
お世話になった人への会社メールアドレスからの退職ご挨拶メールの送信・新連絡先の通知
やることが多いですし、ものによっては退職日からx日以内に手続きしなくてはならないものもあります。
一気にやってしまった方が良いと思います。
なお、どれを出してどれがまだ、というのが分からなくなってしまいがちなので、進捗管理表を作って進めるのが良いでしょう。
私は会社からも家から、出先からも見られるEvernoteにメモしています。
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私の場合、健康保険は、国民健康保険より会社で入っていた保険の任意継続の方が割高だったので、今は国民健康保険です。
3日前が雇用保険の認定日でした。障害者だと、認定日に申告する求職活動は1回で良いんですね。
>SKishiさん
なるほど。任意継続の方が割高のこともあるんですね。(会社が払っていた分も払うから2倍になっちゃいますものね)
こんばんわ。
収入が減少する見込みであれば次の手続きをお勧めします。
・自立支援医療の申し込み(手帳手続きと同時にできます。)
↓ここからはハローワークでも説明あり↓
・国民年金の免除(減免)手続き(前年度年収に基づく基準で減免か免除が決まります。)
・(繰り返しになりますが(場合によっては))国民健康保険料の減免手続き
・事前にハローワークの専門援助部門(障害者の専門部門)にて「求職手続き」
|・障害者の場合は書類が多く、面接も長めなので事前に手続きしておいたほうがスムーズ
|・精神疾患の場合、自立支援法に基づく就労支援事業への登録を
|薦められるケースがありますが本人の自由です。
>ジャージ閣下さん
コメントありがとうございます。
一部は既に実行しておりまして、国保も役所の電話で計算してもらったら随分と安くなるので(収入が30/100で計算)任意継続より国保にしようかなと思っていたところです。
もうそろそろ自分の名前と住所は書き飽きてきた頃であります…。