宇多田ヒカルの件で浮き彫りになった「親が精神障害者」問題

Waterdrops
宇多田ヒカルの母親である藤圭子が精神病で自殺した件について。
良い観点で論じた記事があったので紹介します。

「親が精神障害者」の場合、子どもは孤独になりがちです。
家の外には隠しておきたいと思えばなおさらです。
特に病名が知らされていない場合、親に何かあると自分が悪いのではと、自分のせいにしていまいがちだそうです。

そして、残念ながらメディアはそういった精神障害者の問題を取り上げることはせずに、愛憎劇など視聴率が取れそうな観点での報道になってしまっています。

はたしてどうすれば良かったのだろうと、今も自問しているが、精神障害の最大の悲劇は、このように周囲も最終的には人間関係を切らざるえないケースが少なくないことだと思う。

宇多田ヒカルさん父子のブログを読む限り、藤圭子さんもそういう状態だったらしい。ただ、藤圭子さんがどんなに周囲との人間関係を壊してしまっても、芸能人、有名人ということで、この病気であることは外には隠さねばならず、家族としての苦労は並大抵ではなかっただろうと想像する。

こういう状態であったと分かったなら、本人の死後にメディアが行うべき仕事は“愛憎劇”を報じることではない。

精神障害者を抱える家族の悩みを表に出し、共有し、その負担を少しでも軽くする社会の仕組みを作る報道をすることだ。

残念ながら、そうした方向に全然進んでいないのはどうしたわけだろう。

宇多田ヒカルさんの発言でメディアが考えるべき「精神の病」の問題(水島宏明) – 個人 – Yahoo!ニュース

以前、親が精神疾患の子どもたちの現状で取り上げたとおり
親&子どものサポートを考える会(三重県津市)のような取り組みもされてきています。

子ども同士で情報交換や気持ちの吐露の場所が持てる場が広がるといいなと思います。

また、「訪問看護」という家族と当事者を家族丸ごと見る仕組みもあるそうです。
そういう適切なサポートに頼れるように、情報が周知されることを望みます。

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