健康食品で睡眠薬や抗うつ薬などの薬効が弱まるケースが約4割も

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厚生労働省研究班の調査で、いわゆる「健康食品」の約4割に医薬品の効き目を低下させる作用があることが分かりました。

薬効が弱まると考えられる医薬品の種類は、睡眠薬、降圧剤、抗うつ薬、免疫抑制剤など。

特にハーブやウコンの成分を含むダイエット食品がまずいようです。
ご注意ください。

市販されている健康食品の約4割に、体内で薬や毒物の成分を分解、排出する「薬物代謝酵素」の働きを促す作用があり、医薬品の効き目を低下させるとの結果を厚生労働省研究班が21日までにまとめた。特にハーブやウコンの成分を含んだダイエット関連の商品は薬効低下が顕著という。

実験ではヒトの肝臓を模した培養細胞を作り、健康食品の抽出成分を吸収させて反応を観察。細胞内の薬物代謝酵素のうち、医薬品成分を分解する際に働く「CYP(シップ)3A4」「CYP1A1」の2種類の酵素が活性化するか調べた。

 その結果、この2種類の酵素のいずれか、または両方を活発に働かせる健康食品が、総合ビタミン剤も含めて約80品目に上り、医薬品成分が効力を十分発揮する前に分解される傾向があることが分かった。薬効が弱まると考えられる医薬品の種類は、睡眠薬、降圧剤、抗うつ薬、免疫抑制剤など。

 研究代表者の永田清東北薬科大教授は「健康食品に副作用がないとの先入観は誤りで、医薬品の効果を弱めたり、逆に強めたりするものもある。飲み合わせには注意が必要だ」と指摘。「健康食品が薬の効果にどのような影響を及ぼすのか、国がデータベース化して情報提供する仕組みをつくるべきだ」としている。

健康食品の4割、薬の効き目低下招く 厚労省  :日本経済新聞 (魚拓)

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