こうして私は再発した。復職後の仕事ストーリー

働くことをあきらめないメンヘラ人生 私の復職ストーリー」についてアクセス数がかなりあり、障害を持ちながらも働くことに関する皆さんの興味は高いのだと思いました。
そこで、今回は、初回の復職から再発までの道のりについて書いてみたいと思います。
またまた、長いですよ。

前回の復職以来、私はお客様プロジェクトとは直接関係の無い社内部門へと異動になりました。
そこでは、社内の施策としての知的財産の質・量の向上を推進する仕事を与えられました。
目標の知的財産登録数を向上させるために何をしたらよいのか考えて、キャンペーンやお知らせレターを作成したり、若手社員向けに日常的に知的財産を残す習慣をつけることについて講義をしたりしました。
部門同士で競争してもらうために、部門単位でのグラフの集計や、登録数上位個人の発表などの刺激策も行いました。

それとは別に、100人単位での会議の準備と運営もしました。大きなイベントを行うときには入念な準備と関係者への確実な伝達が大切です。
普段なかなかここまで大規模な会議の運営には関われていませんでしたので、とても勉強になりました。

そうこうしているうちに、最初は残業制限があった勤務措置が、残業をしてもよいという緩和をされました。
私は良い経過で、順調に回復をしていました。

翌年からは、ある社内プロジェクトのお手伝いに入ることになりました。ソフトウェア製品の品質検証の仕事です。
品質検証は、どのようなポイントで検証するかのテスト計画立案から、国外でテストした検証作業成果物の確認作業までを行いました。
検証項目は1,000項目を超えていたと思います。

間違いがあってはいけないので(医療のシステムでしたので人命に関わります)、とても慎重な作業です。
私は仕様書もよく読み込んでケースを検証しましたので、仕様を分かっていないとサンプルデータだけでは検証できない項目の発見もして、プロジェクトマネージャーから褒められたりしました。

これらの日常の業務とは別に、社内でメンタルヘルスについて勉強をする会がありましたので、参加して自分の経験をシェアしました。
特に現場のリーダーは忙しく、なかなか部下の異変に気づけない人もいるようで、実際にメンバーをうつ病にしてしまい、後悔の念から参加している人もいました。

年が変わり、私はまた別の部門に異動しました。
そこは育児休暇あけの女性社員や病気を抱えた社員の集まる部門でした。弱さ・制約を持つ人への理解はとてもある部門だと思います。
ただ、皆同じ弱さを抱えているのだから、自分だけ甘えることはできないというような思考になりがちでした。

私が調子が悪くなったのは、仕事の量も増えてきた夏の終わりごろです。
なぜだかはっきりとは分かりませんが、消化しきれないタスクが増えてきました。
また、ある仕事をするために、どのような手順で行い、誰に連絡をつけたら良いのかの判断が時間がかかるようになってきました。

求められたドキュメントの修正ができていないものを提出してしまい、注意されたこともあります。
とにかく、スムーズに仕事をするのが難しくなってしまいました。

あまりに私の仕事ができないので、指示を出す側の人も、予めブレークダウンしたタスクと期日を作って送ってくれる始末です。

そんなこんなで、私はある日職場で気分が悪くなって倒れてしまいました。
もう、全てのことがうまく理解できなくなりました。
次に何をすればいいのかも分かりません。
完全に脳がオーバーフローしていました。

医務室で休んだ後その日は帰宅し、翌日病院に駆け込んで症状を訴えると主治医は「入院しましょう」と即断してくれました。
この診断は素晴らしかったと思います。
入院中のできごとはまた別の機会に書きます。

私は入院決定前日まで仕事をしており、病気の再発のサインに全く気がついていませんでした。
再発が徐々に段階的に進行していたので、気づくチャンスが無かったのです。

私は再発からの回復後にWRAP(元気行動回復プラン)という手法に出会い、再発を防止するための注意サインなどを文書化しています。
再発しなければ脳機能の損ない方はもう少しましなものだったと思いますが、再発を経験したからこそ得たものもあります。

ただ、再発はしないほうがいいです。
本当に頭がばかになります。
もう今の脳ではできなくなったことが色々とあり正直悔しいです。

プログラミングとか好きだったのに、今は脳内にそんなにたくさんの関数や変数をいっぺんに記憶しておくことができません。
この先、おそらく再発するごとに、もっと脳にダメージが来ると思います。

一度発病した人は、再発防止を何よりも気にしてください。
普段できていたことができなくなってきたら、それは再発のサインです。
自分が回復してたくさん難しい仕事を任されて頼りにされているというわけではないかもしれません。

今の私はこの入院の後、またしつこくも回復して復職しています。
2回目の回復については、また別途書かせていただきます。
最後までお読み下さり、ありがとうございます。

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