障害者が働くことのスキマを埋めるのは

普通の人ほどは働けないという事実。欠けている能力。
それを、誰がどのように埋めていくのか…。

身体障害者については、バリアフリーが進み、昔のように「車椅子用のトイレが無いので車椅子の方は採用をお断りします」なんということは私の知っている大手企業ではなくなっている。
これは、建物というハードによる対応。

身体障害でも聴覚のような見えない障害はもう少しやっかいだ。
私の会社では重要な会議に聴覚障害者が参加する場合は、情報保証のために手話通訳や筆記の人を頼むことが出来る。
これは、専用の機能を担う人による対応。

知的障害に関しては、私には全く知識が無いので、申し訳ないがスルー。

さて、精神障害に関しては、「当人のやる気」みたいな曖昧なものの中に、障害が押し込められてしまっているように感じる。

「週5日朝ちゃんと通勤して会社に来て夕方まで仕事する」
私が復職する直前は、これがもう、遠く高いハードルに感じられていた。

私はやり遂げることができたが、ここで惜しくもフィルターにかかってしまう人もいることだろう。

しかし、「朝ちゃんと通勤して会社に来て夕方まで仕事する」ことは本当に何が何でも優先すべきことなのだろうか。
もちろん、工場の生産ラインとかは別だ。

ここの考えを改めて、柔軟にリソースを使い分けることのできる組織こそ、次の時代にふさわしい活動が出来ると思う。
9時5時の画一的な働きを求めるところは、旧態依然とした価値観の中でいつしか沈みゆくであろうと私は考える。
仕事の「振り分け」「調整」機能がとても大事になってくるはずだ。
今は各個人に押しつけられている仕事の調整を、もっと柔軟にできる仕組みがあるといい。

「私たちはこれだけ働いているのだから、あなたも同じだけ働きなさい」は、
そろそろ、古いと思う。

※これはあくまでも一企業に勤める私の感触で、進歩的なところもあると聞いています。
パート・アルバイト等の時給制の作業的な働き方は除いて考えています。
コメントであなたの意見もお聞かせ下さい。

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障害者が働くことのスキマを埋めるのは」への11件のフィードバック

  1. SKishi

    精神障害者にフレックスタイム制を、という提案ですね。

    私の前の会社での体験ですが、
    入社した当初はフレックス勤務は認められず、固定された労働時間でした。
    しばらくして信用(?)を得るようになってから、フレックスタイム制が認められるようになりました。
    しかし、統合失調症の症状が進んで、難しい仕事が全然出来なくなってからは、フレックスタイム制の権利は取り上げられ、入社時と同じ固定された勤務時間に戻されました。
    同時に残業する権利も取り上げられ、残業すると叱られるようになりました。

    フレックスタイム制は、仕事の出来る社員にしか認められないのだなというのが、私の体験からくる感想です。
    これは私の前の会社だけの慣習かも知れないので一般化するつもりはありません。

    今の会社ではフレックスは認められませんが、6時間勤務となっていて、健常者より早く帰宅することが出来ます。いや、早く帰らないと叱られます。

    精神障害者には、フレックスタイム制を適用するよりも、短時間勤務から始めてもらうという会社の方が多いと思います。
    とりとめのない意見で申し訳ありません。

    1. asuka 投稿作成者

      >Skishiさん
      私が考えているのは、フレックスタイム制とはちょっと違います。
      週に●時間と決めたら、その時間での勤務を認める。その幅は人によってそれぞれ柔軟にする。という感じです。
      なので、仕事を割り振りをうまくロードバランシングする機能が組織に必要となります。
      短時間勤務は、いずれ普通勤務にするまでの暫定措置のようなみそっかす的な扱いですが、そうではなく、レギュラーメニューとしての短時間勤務を認めて欲しいです。
      ワークシェアリングと近いものもあるかも。

  2. アレサ

    僕の作業所はフルタイムで働けば五時間半です。スタッフが健常者波に僕ら障がい者を鍛えてくれるので、挫折してデイケアに戻る人もいればアルバイトなどに行ったり資格を取って一時的に職場で働いたり、社会復帰もしたりといろいろです。僕の場合は睡眠コントロールで眼さえ疲れていなければ、仕事に行けると分かってきたので、朝はブログは投稿しないようにしようと決意し始めました。

    徐々に僕も自分の病気回復に取り組め、もっと社交の場所に出ることができるようになっています。親がいなくてもできるという事が本当に良かったと思い始めました。

    1. asuka 投稿作成者

      >アレサさん
      コメントありがとうございます。間違ってSPAMフィルターに引っかかっていたので反映が遅くなりました。
      仕事をするうえである程度の厳しさは必要ですから、ちゃんと鍛えてくれる場所があって良かったですね。

  3. i.o

    私もおっしゃる通りだと思います。世の中がチェンジしていく。
    そんな時代かと思います。私も新しい考え方の人と共にポジティブに生きていきたいそう思っています。

    1. asuka 投稿作成者

      >i.oさん
      コメントありがとうございます。
      9時5時の働き方は、本当、過去のものになって欲しいです。
      型にちょっとだけ入らない人でも、充分に戦力になるのに、生かされていないと思いますので。
      ただ、チェンジに痛みはつきものなので、抵抗ある人もいるでしょうね…。

  4. ryoko

    私にとって「週5日、朝会社に来て夕方まで仕事をすること。」は
    ものすごく高い壁です。
    午後からなら働けるという自信はあるのですが、そういう働き方は
    パート勤務扱いなのでしょうね。
    「△△をやるために○時間働く」という選択肢が取れればよいのですが。
    上記の働き方を認めるには、雇用保険・健康保険いろいろな
    制度の変更が必要なのでなかなか難しいのでしょう…。
    社会に自分を合わせる働き方は、そろそろ限界のような気もします。

    1. asuka 投稿作成者

      >ryokoさん
      コメントありがとうございます。私にもハードルが高いですよ。休日は寝っぱなしです。
      今のところ正規と非正規には超えられない壁がありますから、そこのところどうにかならないものかなと、思いますね。
      フリーランスか起業するしかないというのも、違うと思いますので。もっと多様な働き方があって良いでしょう。

  5. リア

    はじめまして!私も同じ病気です!ずっと前からあなたの記事は知っててときどき読ませてもらってました!私も今介護の仕事ですが早出・日勤・遅出・夜勤こなして社員になり頑張ってます!(しかし勇気なくて病気のことはクローズです・・)言わない選択肢もありますよね・・。仕事は毎日きちんと行ってます・・・・。

    1. asuka 投稿作成者

      >リアさん
      コメントありがとうございます。初回は承認制となりますので反映に時間がかかりすいません。
      同じ病気とのことで、疲れやすい中での勤務は大変ですよね。
      私は寝れば寝るほど自分は若返るというような、ごまかしのイメージングをしています。睡眠=怠惰ではなく、私たちには必要なことです。

  6. リア

    こんにちは!なかなか仕事って大変ですよね!私はクローズで働いてます!オープンにする勇気ないからです・・。偏見とか正直怖いです・・・。。。

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