おすすめ本「誰も知らない最強の社会保障 障害年金というヒント」


前回、障害年金シリーズは終わりと書いたのですが、まだ情報がありました。
是非読んでいただきたい書籍です。

誰も知らない最強の社会保障 障害年金というヒント

「誰も知らない最強の社会保障 障害年金というヒント」という本です。
タイトルの「誰も知らない」とか「最強」とかは少々煽り気味ですが、別に裏技的内容ではなく正々堂々と制度を利用するための本です。

こちらは精神疾患に限らず色々な障害や病気をお持ちの方向けに広く書かれています。

前半が障害年金の制度自体や申請に必要な手順などが分かりやすく書かれており、ここの部分だけでも読んでいただきたいです。
私が以前の記事No.1〜No.4で書いた内容がカバーされています。
なお、申請に関する詳細なノウハウについてはあまり書いてありません。そこは社労士を頼ってねという感じのようです。

残りの後半は、社労士の実体験に基づいた様々な実例が紹介されています。
この部分は要は「障害年金のプロの社労士に依頼しましょうね」というCM的なパートなのですが、紹介されている例が「これは当事者だけでは何ともできなかっただろうな」という例で、それでも「これでもあきらめなくてOKなんだ」ということが分かります。

あと、医師が実は障害年金の制度を熟知していない例も書いてあります。
「お医者さんが障害年金なんてもらえないと言っているから私は無理なんだ」と思い込んでいる人は損をしている可能性があります。

痛ましい例として長年の糖尿病だけど「まだ足がある」患者さんが医師には「足が壊死して切断したら診断書を書きますね」と言われているケースがあり、この場合は糖尿病が障害認定基準値を超えていたので社労士が代理人として医師に掛け合って診断書を書いてもらえることになりました。

医師は病気を治すプロではありますが、ちょくちょく制度が改定される年金制度自体を熟知しているとは限りません。
医師は診断書に事実を書くところまでがお仕事です。

あと、大事なこととして「味方を作ろう」という章があって、これが的を射たものになっています。
障害年金申請がうまくいく人は「味方が多い人」です。

家族、友人、同僚、主治医、看護師、病院職員、社労士、年金事務所職員から、はたまた昔住んでいた近所の人(病状の証言をしてくれる場合がある)まで、障害年金申請に関係する可能性がある人間は多岐にわたります。
この人たちに「なるべく精一杯協力してあげたい」と思われている人はやはり強いのです。

例えば20年前の初診日の証明を探していた方の場合は、カルテはとうの昔に処分されていますから受診状況等証明書を書いてもらうことは不可能に思えました。しかし、その後「退院証明書が発見されましたが…」という連絡があったそうです。
それは窓口での対応時に本人と社労士の切実さが伝わって来て、助けようという気持ちになって書類を探してくれたからです。

私が以前に”障害年金の申請には「事前の情報収集」と「プロの助言」と「本人または家族のやりとげる意志」が必要です。”と書きましたが、この本を読むとそのどれもが大事であると分かると思います。
是非「事前の情報収集」にこの本をお役立てください。

誰も知らない最強の社会保障 障害年金というヒント
岩崎 眞弓 白石 美佐子 中川 洋子 中辻 優 吉原 邦明
三五館

■障害年金について■
No.1 障害年金申請を考える時にまず確認したい事項
No.2 知っておきたい障害年金の3つの請求タイプ
No.3 障害年金申請で必要な「病歴・就労状況等申立書」のポイント
No.4 障害年金申請用の診断書が思っていたのと違う場合どうするか
No.5 おすすめ本「誰も知らない最強の社会保障 障害年金というヒント」(当記事)

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