障害年金申請で必要な「病歴・就労状況等申立書」のポイント

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障害者年金で病院に書いてもらう書類は前回説明しました。
知っておきたい障害年金の3つの請求タイプ
「診断書」と必要な場合に「受診状況等説明書」でした。

そして、自分で書く書類もあります。
それが「病歴・就労状況等申立書」です。(短く「病歴申立書」と言われることも)

実際の書式や記入の方法はこちらの日本年金機構のPDFをご覧下さい。
病歴・就労状況等申立書の提出にあたって

見て分かるように、記入には「初診日」と「障害認定日」が明確になっている必要があります。
また、病歴状況の記入欄が1〜5までしかありませんが、無理やり5つ以内におさめる必要はなく、この書式には添付資料を付けて項目を増やすことができます。
なので、自分にとって書きやすい単位の年数でまとめながら当時の状況を書くことができます。

この中の「日常生活状況」も大事です。これはほぼ同じ項目が病院が出す診断書にも含まれます。
これは「仮に一人暮らしだったらどの程度できるか」という設問なので、家族と同居していて食事を作ってくれるから食べられているという場合でも、一人だったら面倒で作れないという時には「自発的にできた」ではないところに○が付くことになります。

「その他日常生活で不便に感じていることがありましたら記入してください」の欄も、障害年金をもらうほどの人であれば不便な点は必ずあるはずですので空欄にはならないと思います。

この書類は申請者本人が障害の具合をアピールできる貴重な機会です。
どれだけの症状があって、どれだけ生活に困ったかを、なるべくたくさん思い出して具体的に書いてください。

障害年金は書類審査しかありませんから、この書面にどれだけ盛り込めるかで結果が決まります。
控えめに書いて通らなかったら損です。

提出した障害者の「本人の本当の苦労」は審査する人には分かりません。
書類に書いてあることが全てです。
書かなかったことは無かったのと同じです。

就職や転職活動をしたことがある人は分かると思いますが、書類作成には結構な時間と集中力とやる気が必要です。
過去の辛い時期のことを思い出して書き出すのが難しい人もいるかもしれません。

なので、私は、やはりプロの手が必要と思います。
私は提出書類を社労士に添削してもらって分かりやすい表現に変えてもらったりしました。
どういう書類が通りやすいのか熟知している人に見てもらった方が良いということは明らかです。

そして、順序としては、まず、この病歴・就労状況等申立書の下書きを書いて整理してみて、それから病院に行って現状を説明して診断書を書いてもらうというのが良いと思います。
主治医との意思疎通のためにも、この書式はあらかじめ下書きをすることをおすすめします。

特に「日常生活状況」は、薬を減らしたいなどの動機で主治医にはいいところを見せたいために無意識に隠してしまっている人もいると思います。そこで、「実は食事は自分ではほんとど作れていない」等、正直に現状を伝えて正確な情報で診断書を書いてもらえるようにするのが良いと思います。

繰り返しますが、この書類が唯一自分自身で障害をアピールできる重要な書類です。
履歴書並みに真剣に取り組んで書く必要があります。

次回は病院の診断書が自分の思ったのと違う内容で書かれていた場合の話です。

■障害年金について■
No.1 障害年金申請を考える時にまず確認したい事項
No.2 知っておきたい障害年金の3つの請求タイプ
No.3 障害年金申請で必要な「病歴・就労状況等申立書」のポイント (当記事)
No.4 障害年金申請用の診断書が思っていたのと違う場合どうするか
No.5 おすすめ本「誰も知らない最強の社会保障 障害年金というヒント」

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